2025年10月は、2つの彗星が同時に見られる天体ショーがありました。
レモン彗星 C/2025 A6 (Lemmon)とスワン彗星 C/2025 R2 (SWAN)です。
【レモン彗星 C/2025 A6 (Lemmon)】
2025年1月3日に米国アリゾナ州の Mount Lemmon Observatory(マウント・レモン天文台)によって発見された彗星。
近地点(地球に最も近づく日):2025年10月21日 彗星と地球の距離は0.60天文単位(約8900万km)
近日点(太陽に最も近づく日):2025年11月8日 彗星と太陽の距離は0.53天文単位(約7900万km)
前回はおよそ1350年前に太陽に接近していたと推測され、次回はおよそ1160年後に太陽に接近するものと予測されています。
【スワン彗星 C/2025 R2 (SWAN)】
2025年9月11日にウクライナのアマチュア天文学者Vladimir Bezugly氏によって太陽・太陽圏観測衛星(SOHO)に搭載されたSWAN計器を使った観測で発見された彗星。
近地点(地球に最も近づく日):2025年10月20日 彗星と地球の距離は0.26天文単位(約3900万km)
近日点(太陽に最も近づく日):2025年9月12日 彗星と太陽の距離は0.50天文単位(約7500万km)
前回はおよそ780年前に太陽に接近していたと推測され、次回はおよそ750年後に太陽に接近するものと予測されています。
私のしょぼいカメラでもなんとかその姿を捉えることができました。
まずは、レモン彗星から。
【2025年10月17日】
10月後半はしばらく天気が悪そうだったので、晴れた日があったのでとりあえず撮影してみました。

アプリの情報によるとこんな感じ。
まだ西の空が少し明るくて肉眼では目印となる他の星が全然見えなくて適当な方角を撮ってたら、なんとか一枚だけなんとなーく存在が確認できました!

電線も写っていますが…目を凝らせばぼやっと写っています。
他の星の位置と比べても間違いなさそうですね。
しかし空も明るく、尾が確認できるほどの明るさがありません。
21日は地球に最接近する日でしたが、天気が悪く撮影できず。
その後しばらく悪天候が続き、次に撮影できたのが10/30。
【2025年10月30日】

やはり肉眼ではまったく見えないので、適当な方向にカメラを向けて取ってみました。

なんとか端っこに写ってました。

あぁ、電線と被ってるのよ…。
前回よりはちょっとだけ尾が見えるような気がします。
そういえば最初全然見当違いなところを撮ってしまったら、ヘルクレス座のα星の近くで偶然流れ星を撮影できました。

【2025年11月1日】
今日も晴れて観測チャンス。


なんとしっかり捉えられました!
今回はちゃんと位置も把握できて空もだいぶ暗かったので、完璧です。
ただやらかしてしまったのが、設定をいろいろイジっていたらいつのまにがRAWデータではなくJPEGで保存していました…。
でもリタッチしなくても、日に日に太陽に近づいているため、ちゃんと尾も確認できるほど明るくなっていました。

これもJPEGリタッチなし。
露光時間長くて星が移動していますが、唯一RAWデータで撮れていたのがありました。

満足♪
次にスワン彗星
【2025年10月17日】

レモン彗星とは違って、高度が高く日没後の明るい西の空ではなく南の方角だったので撮りやすかったです。
また適当に撮影してみると、写ってました。

レモン彗星ほど明るくないので、ボワっとしか写りません。
【2025年11月1日】

この日は結構月が明るかったのですが、スワン彗星の存在は確認できました。

どんどん太陽から遠ざかっているので、もう見えなくなります。

頑張って見ればそこにありますね。
この日で彗星観測は終了です。
JPEGで撮ってしまうというミスをおかしましたが、それでも尾まで撮れたので良しとします♪
私の一眼レフも気づけば10年以上使い続けています。
ホットピクセルもすごい出るようになってしまったし、そろそろ買い換えたい。


