レナード彗星「C/2021 A1(Leonard)」は、Gregory J. Leonard氏によって2021年1月3日に初めて発見された彗星です。
その彗星が2021年12月12日に地球に最接近し、4等級近くまでの明るさになると予想されています。
条件が合えば、肉眼で見ることができるほどの明るさにもなるそうです。(都会では難しそう)
約3,700 au(5,500億km)の彼方から約4万年をかけて太陽系までやってきて、一度だけ横切って通過した後は、地球から遠く離れて二度と戻ってこないそうです。宇宙のロマンですね。
なので、この彗星を見るチャンスは今しかないということです。
私が持っているスペックのよくない一眼レフ(APS-Cセンサー)でレナード彗星の撮影に挑戦してみました。
撮影場所は横浜・東の空、撮影日数は11/24、12/2、12/4の3日間です。
11月24日午前5時台
肉眼ではレナード彗星はまったく見えないので、他の星を目印にだいたいの場所を撮ってみました。

左下の方、コル・カロリを目印にして、レナード彗星が丸印の中、拡大しないとよく見えないかもしれませんが、ぼや~っとした彗星の姿を確認できました。
しばらく撮影しているとこんな写真も撮れていました。

丸印がレナード彗星ですが、その右上に流れ星でしょうか!?
偶然写っていました。
11月中はまだまだ彗星は暗いので、12月に入ってからまた撮影を開始することにしました。
12月2日午前5時台

写真中央、レナード彗星です。
11月よりも少し明るくなり、写真でもわかるくらいになってきました。
肉眼では見えず。
肉眼でも見える人工衛星らしきものが飛んでいました。

ちょうど写真でも端っこに写りこんでいました。
そのときは国際宇宙ステーションかと思ったのですが、あとで調べてみるとその時間に飛んでいたのは、ENVISATという比較的明るめの人工衛星みたいです。
左下の黒い線は、電線です…。
12月4日午前5時台
レナード彗星は、りょうけん座の球状星団M3に接近しています。

上の丸印がM3、下の丸印がレナード彗星です。

レナード彗星とM3のコラボが撮影できました。
さらには、肉眼では見えませんでしたが、写真を見返してみるとうすーい衛星の軌跡が写っていました。

丸印レナード彗星の左側の斜めの線、IRIDIUM 7という人工衛星みたいです。
この写真が割と一番、彗星がよく写っていた写真です。

中央のぼわっとした感じの星がレナード彗星です。
この日以降で撮影ができる日は天候が悪く、12/4が最後の撮影となりました。
日にちが経つほどレナード彗星は明るくなっていきましたが、東の空から昇る時刻は日の出時刻に近づいていくので、私のカメラと地域からではこれが限界でした。
冬の早朝、寒くて眠い撮影でしたが、それ以上にレナード彗星に出会えた感動を得ることができました。
一生に一度のこのチャンス、もっと性能の良いカメラが欲しいと彗星に願いをこめました。笑


